鯖缶がこんなにも爽やかでスパイシーなカレーになるとは驚き!です。
休日のお昼、家に常備している鯖缶を使いスパイスカレーを作ることにした。ここ数年「スパイスカレー」という言葉がよく耳にします。
雑誌dancyuによると私もイベントでお会いしたことのある水野仁輔さんの本「かんたん、本格!スパイスカレー!」から使われ始めたそうです。
カレールーを使ったカレーと差別化するために使ったらしく、スパイスを組み合わせて作るカレーを指すそうです。
スパイスについては私も中華、インド料理などスパイス料理が好きで30種程度常備しています。
しかし未だ鯖缶には七味唐辛子を使った以外にスパイスという発想が無い。
ただ、ここ千葉県に住んでいると、銚子名物の「鯖カレー」という缶詰レーがある。なので鯖にカレーの組み合わせは合うのだろうなと思ってはいた。それに家にある材料でできるそうなので、半信半疑にまずはランチに作ってみました。
なおレシピはdancyu(2018/9) を「エリックサウスの缶詰キーマカレー」参考にしています。
追記:カツオのキーマカレーも作りました
鯖缶を使ったススパイシーキーマカレーのレシピ
材料(二人分)
ホールスパイス
- マスターシード:小さじ1(なくても可)
- フェネルシード:小さじ1(クミンシード代用可)
パウダースパイス
- ターメリック:小さじ1
- ブラックペッパー:小さじ1
その他材料
- サバ缶(水煮を使用):1缶(総量190g)
- 玉ねぎ(みじん切り):半分
- ニンニク(みじん切り):一かけ
- 青唐辛子(タイのプリッキーヌを使用):1本(赤唐辛子代用可)
- 香菜(パクチー):数本(茎と葉っぱ両方使用)
- 生姜(千切り):少々
- レモン汁:大さじ2/3
- 塩:小さじ1/2〜1/4
- ご飯:適量
作り方
- サラダ油(大さじ3)をフライパンに入れマスターシードを中火で10秒程度炒める。パチパチ音がしてきたら飛び跳ねるので少し火を弱める。次にフェネルシードを入れてこちらも10秒程度炒め(中火、マスターシードが飛びは跳ねるようなら弱火)ニンニクを入れ香りが出るまで炒める。
- 続いて玉ねぎを入れて同じく中火で炒める。(炒めすぎない。色が透き通る程度で良い)
- 鯖缶を汁ごと入れて、ターメリック、ブラックペッパー、塩を入れ鯖の塊を潰すように炒める。
- 最後にレモン汁、パクチーの茎を入れて軽く炒めて火を止める。
- お皿にご飯とカレーを盛り付ける。生姜の千切りとパクチーの葉をのせて完成。
口に広がる爽やかな風(食べ終えて)
まず口に入れると、ホールスパイス(マスターシード、フェネルシード)の爽やかな香りが口に広がります。続いて酸味(レモン汁)と青唐辛子のピリッとした辛さ、フレーク状の魚肉の軽い食感、そして最後に爽やかな余韻が残ります。
なんとも表現できない、今まで食べたことの無い味です。これが今まで食べ慣れたあのサバ缶?というのが正直な感想です。
私にとってサバには味噌か醤油という、長く体に刻み込まれた味覚を覆された感じです。
食べ進めるうちに遥か異国の地に旅立っていました(笑)皆さんも是非お試しください。きっと驚きますよ。
2019/8/25追記
前回レシピから進化を遂げた?新しいレシピです
前回より簡単ですし、美味しいと思います!
簡単!鯖缶詰キーマカレー レシピ
材料(二人分)
- フェンネルシード 小さじ半分
- マスターシード 小さじ半分
- クミンシード 小さじ1/4
- にんにく 1片(みじん切り)
- 玉ねぎ 小1/2個(みじん切り)
- 水煮鯖缶 1缶
- カレー粉 小さじ1
- ガラムマサラ 小さじ1/4
- チリパウダー 適量
- 塩 適量
- サラダ油 大さじ2
作り方
- サラダ油大さじ2をフライパンに入れ、フェンネルシード、マスターシード、クミンシードを入れ中火にかける。小さい泡が出てきたら弱火する
- 香りが出てきたらにんにくを入れ、にんにくに火が通り少し色が変わってきたら玉ねぎを入れ中火で少し色付くまで炒める
- 火を弱めて鯖缶を汁ごと入れて、フライ返しなどでかたまりをつぶしていく。中火にして少し炒め、水分が半分程度になってきたらカレー粉、チリパウダー(辛さに応じて)を入れて少し炒める
- 水分がほぼなくなってきたら弱火にしてガラムマサラを入れかき混ぜて味見をして塩で調整する
ヨーグルトにきゅうり、玉ねぎの粗みじんとクミンパウダー、パプリカパウダーを入れてライタも作りました
夏の日曜のお昼時、急に思いついて作った鯖缶カレーは自分で言うのもアレですが、見事なスパイスカレーに仕上がりました
スパイスカレーの師匠と仰ぐ水野仁輔さんの著書
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