日本さかな検定(愛称ととけん)2級にこの度合格しました!
と言っても、検定自体ご存知ない方が多いかと思いますので少し紹介します
日本さかな検定とは
日本さかな検定とは、魚への関心や知識を深めることで、世界に誇る日本の魚食文化の魅力の再発見につなげ、地域の魚の魅力を広く知らせることを目的とした検定試験です検定を通し世界に誇る日本の魚食文化や地域の魚の魅力を広く知らせる取り組みです
日本初の一般向けの魚の検定として2010年に誕生した「日本さかな検定(愛称:ととけん)」は、今年11回(2020年11月開催)の検定で全国47都道府県から、累計30,000名を超える魚好きが受検、5歳から89歳までと受検者層も幅広く、世代を超えて楽しめる検定です
日本初の一般向けの魚の検定として2010年に誕生した「日本さかな検定(愛称:ととけん)」は、今年11回(2020年11月開催)の検定で全国47都道府県から、累計30,000名を超える魚好きが受検、5歳から89歳までと受検者層も幅広く、世代を超えて楽しめる検定です
企画委員長は服部栄養専門学校の服部 幸應さん
ととけん応援団長:食文化論者・文筆家の小泉武夫さん 応援団:さかなクン
受験した理由
元来魚好きなのもあり、検定を知って自らの魚に関する知識レベルを確かめたいと思ったのと、検定問題が魚の生態に関する知識というより調理方法、地方特有の食べ方、調理方法、習慣などが出題され、料理の勉強にもなるなと思ったからです
試験
- 開催地:都内含め全国で7箇所(2020年度)酒田、石巻、東京、静岡、名古屋、大阪、福岡(鹿児島開催は福岡に変更)
私は東京(浜松町)で受検しました - 検定日:2020/11/1(日)
問題は100問で、試験時間は70分です
70分と時間は長いとお感じでしょうが、問題数が多いので、最後の10問あたりは足りずかなり焦りました
出題内容
問題は、国内で食される魚介の漁獲(漁獲量、漁港、時期、旬)に関するものから各地の魚介の調理方法、食文化、食習慣など
問題例
京料理と大阪料理の味の違いは関西人ならくっきりわかるといいます。京料理が素材を生かす
ア を使うのに対し、大阪料理は旨みの強い イ を出汁に用い、使う魚も京料理は ウ に代表される日本海の魚、大阪料理にはエ に代表される瀬戸内の魚なのです。下線部にふさわしい組み合わせを選びなさい
ア を使うのに対し、大阪料理は旨みの強い イ を出汁に用い、使う魚も京料理は ウ に代表される日本海の魚、大阪料理にはエ に代表される瀬戸内の魚なのです。下線部にふさわしい組み合わせを選びなさい
正解:ア:利尻昆布 イ:真昆布 ウ:くじ エ:鯛
このように魚の知識というより料理、食習慣に関する知識も多く問われます
模擬問題がこちらのおさかな検定のHPにも幾つか掲載されています
受検レベル
私は今回初めての受験で、3級資格もありませんが、2級を最初から受験しました
(1級だけは日本さかな検定2級(中級)合格者対象)
- 3級:初級:初めて出会う発見や感動を通して魚にもっと親しみたい方を対象
- 2級:中級:魚好きにして通を自認する一般の方や漁業・流通・調理に携わる方で、
さらに魚食文化の奥深さを身につけたい方を対象 - 1級:上級:魚と日本の魚食文化に関する広範囲の知識の頂点を目指す方を対象
合格ラインと合格率
合格ライン
- 3(初)級:60問以上(60問以上正答者が70%未満の場合には合格基準引き下げ)
- 2(中)級:70問以上(60問以上正答者が50%未満の場合には合格基準引き下げ)
- 1(上)級:80問以上(80問以上の正答者は合格)
準1級認定:70問より79問までの正答者を認定
今回の合格率
2020年度(第11回)の合格率
- 3(初)級:合格者260名/受検者316名 合格率82.3% 合格ライン60点
- 2(中)級:合格者225名/受検者431名 合格率52.2% 合格ライン66点
2級は70問以上の正答者が受験者数が全体の50%未満のため、合格ラインを66点 - 1(上)級:合格者27名/受検者217名 合格率12.4% 合格ライン80点
準1級認定者:59名(1級70〜79問正答)
私の受験した2級の今回(11月)の合格率は52.2%と半数くらいですね
私の点数は…
証書と共に点数も送付されてきます 結果は75点でした
同時に2級全体受験者数の順位も表示されています 110位/431人
2級の基本合格ラインは70点なのでぎりぎり、しかし今回は難易度が高かったのか合格ラインは66点へ下がりました、勉強時間を考えると、上出来です
つぶやき
お正月の魚が鮭からブリ(鰤)へ
ここ数年、関東のスーパーでもブリの切り身が季節問わず置いてありますね、お正月にもブリを食すのが普通になりつつあります。
元来、お正月は東の鮭(荒巻ジャケ)、西のブリと言われ、実際、私が20年前広島から関東に来た頃の年末のスーパーでは、お魚売り場では大きな新巻ジャケと、マグロ、真っ赤な酢だこで溢れ、ブリは目にしませんでした。養殖技術、流通の向上で美味しいブリが増えたことも要因と思いますが、関東でブリがお正月に食べられることは、子供の頃からブリ好きの私にとっては嬉しいことです。
お正月の魚が鮭からブリ(鰤)へ
ここ数年、関東のスーパーでもブリの切り身が季節問わず置いてありますね、お正月にもブリを食すのが普通になりつつあります。
元来、お正月は東の鮭(荒巻ジャケ)、西のブリと言われ、実際、私が20年前広島から関東に来た頃の年末のスーパーでは、お魚売り場では大きな新巻ジャケと、マグロ、真っ赤な酢だこで溢れ、ブリは目にしませんでした。養殖技術、流通の向上で美味しいブリが増えたことも要因と思いますが、関東でブリがお正月に食べられることは、子供の頃からブリ好きの私にとっては嬉しいことです。
受験勉強
基本的に勉強は「ととけん副読本」を読み、本の中にある過去問を解けば大丈夫と思います。私もこの本以外は勉強していません
私の場合勉強時間は2~3日、日に2~3時間、のべ4~6時間程度だと思います
ちなみに「ととけん副読本」は同じ検定のHP、公式ガイドブック・副読本のWEBで購入しました
合格特典
- 認定書:合格者には認定書が郵送されてきます
- 名刺:有料ですが注文すれば作成してくれます
- 認定カード:2,300円
- 認定名刺:2,800円 ※税込
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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