汁なし担々麺好きの私ですが、セブンイレブン都内限定販売「ビャンビャン麺」を食べて以来その美味しさに驚き実店舗「西安麺荘 秦唐記」(新川本店)に行ってきました!
ビャンビャン麺(biángbiangmiàn)
陝西省の咸陽市周辺では、「油潑麵」とも言われる。ゆでた麺の上に唐辛子や刻み葱をかけ、それに熱したピーナッツ油などの油をかけて香りを出し、あえて食べる方法が主流で、特に冬になると唐辛子を大量にかけて食する。酢、塩、醤油、唐辛子、花椒などの調味料やもやし、コリアンダー、肉などの具材を加えてあえて食べることも、酸味と辛みのあるスープに入れることもある。具のないものは田舎に住む貧民の食事であったが、近年ではその風変わりな名前や表記から脚光を浴び、西安市などの都市でも提供されるようになった。
出所:Wikipedia
店内
日曜の14時前、到着した頃はほぼ満席でした
厨房には2にの職人さん、フロア1人の3人態勢、厨房からはパンパン!と麺を打つ甲高い音が響く。このパンパンという麺を打つ音が一説では「ビャンビャン」と聞こえ名前の由来らしい
メニュー
西安3大定番の味 汁なし麺
油泼麺、炸酱麺、トマト麺が3大定番の味、いずれも辛さと麺を選べます
- 油泼麺 ビャンビャン麺といえば代表がこの「ヨウボー麺」850円(税込)
ちなみにヨウポウとは「油がはじける」ということで、盛り付けた後、唐辛子の上に高温の油を「ジュッ」と具材の上にかけることを表現 - 炸酱麺(ジャージャン麺)850円(税込)
肉味噌がベースの日本ではジャージャー麺の名称でもお馴染み - トマト麺 850円(税込)
本場ではトマトも定番の具材のようです - 全部盛り麺 1,050円(税込)
こちらは上の3つの具材すべてがのっかった豪華版ビャンビャン麺
辛さは激辛、中辛(ここが基本)、微辛(辛さ控えめ)の3つから選べます
麺はベルト麺3~4センチ幅、ビャンビャン麺1~1.5センチ幅が選べます
ちなみに現地ではこの店のベルト麺程度の幅広麺をビャンビャン麺というそうです
汁あり麺
汁ありは、軟骨麺、サオズ麺、ホルモン麺、牛肉麺があります
週変わり麺、その他一品料理
ついに実食
油泼麺、麺はビャンビャン麺、辛さは激辛を注文
キャベツ、もやし、ネギ、肉厚のチャーシューの角切り、唐辛子など入っています
汁なし麺には麺のゆで汁が付いてます。これは現地の習慣で「原湯化原食」といい「化」は消化を意味し「湯」が麺の消化を助けると言われているそうです。
唐辛子の上からジュッと高温の油をふりかけたのでしょう、湿っているのが分かります
よ~く混ぜる
汁なし担々麺同様に、具材をよ~く混ぜていただきます
唐辛子、山椒が高温の油で蒸発した食欲を掻き立てる香り、黒酢と醤油ベースのタレの甘さとほのかな酸味、キャベツのシャキシャキな食感、そして…
麺のもっちりと適度なこし、う~ん麺がうまい!
この絶妙なバランスの食感と野菜、豚肉がタレ、唐辛子、山椒が一体となった旨み辛さが口の中いっぱいに広がり幸福感で満たされます
しかし何と言っても「シャキッ」と「もちっり」の食感、程よい幅に刻まれた多めのキャベツがいい仕事をしてくれてます
激辛を選択しましたが、それほどの辛さでを感じません、きっとタレの旨みと酸味がある程度中和してくれているのでしょう
セブンとの比較をあえて言うなら
ここでセブンのそれと比較するのは野暮ですが、あえていうなら、麺の食感が全然ちがいます
特にもっちり感はその場で手打ちされた麺には勝てないのは言わずもがなでしょう
今まで汁なし担々麺の食べ歩きをしていますが、また新たなジャンルの汁なし麺の魅力にはまってしまいました。今度はベルト麺をいただきたいと思います
店舗データ
西安麺荘 秦唐記 新川本店
住所:東京都中央区新川1-13-6 中央精器ビル 1
TEL:03-6280-5899
営業時間:11:00~15:00 17:00~23:00(L.O各30分前)
定休日:無休
アクセス:東西線 茅場町駅1番出口徒歩5分
日比谷線 八丁堀駅A4出口徒歩4分
JR京葉線 八丁堀駅B4出口徒歩3分
店舗URL:https://xi-an-biangbiang.com/
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