先日の火曜(6/30)NHK プロフェッショナル仕事の流儀で、広島お好み焼き「いっちゃん」の店主、市居馨さんの職人人生を追った番組でした
私のブログを読んでくださった方はご存知かもしれませんが、「いっちゃん」はここ数年広島に行く度通うお気に入りの店、市居さんとも少しお話をしたことがあり、「キャベツの甘みを引き出す焼き方の追求、毎日食べても飽きのこないお好みを作る」というお話を伺いましたが、その真摯で実直な人柄はテレビからも伝わってきました

前置きが長くなりましたが、同番組別の会で自宅で作る広島お好み焼きの作り方をご主人が紹介する番組がありましたので、そのレシピを参考に少し作り方をアレンジしました
番組ではホットプレートで作られていましたが、私はフライパン2個を使い、それに伴い作り方も変更しました
ちなみに、ホットプレートを使わなかったのは我が家に無いからです。ある人はホットプレートの方が作り易いと思います。ただその場合、私のレシピでは少し大きすぎるので調整してください
実はフライパンを使う作り方は何度作り試行錯誤してましたが、今のところこの作り方が私のベストです


フライパン2つで作る広島お好み焼きレシピ
材料
<生地(大きめ2枚)>
- 薄力粉: 100g
- 塩:ひとつまみ
- 牛乳:適量*下の写真のような濃さ
- 卵:2個
※番組のレシピでは卵を混ぜるとありましたが、実際作ってみると卵が固まってしまったので使わないことにしました
<具(大きめ2枚分)>
- 魚粉:小さじ1
- キャベツ:500g(5ミリ~1センチ程度の幅のせん切り 好みで量は変更可)
- イカ天:10(適当な大きさに割る 天かすでもOK)
- もやし:80g
- 豚バラ肉(薄切り)3枚(5センチ程度の幅に切る)
- 青ネギ:適宜(5mm程度に刻む なくても可)
- 塩胡椒:適量
お好み焼きソース:適量
青のり粉:適量
フライパン2つは、1つはテフロン加工のフライパン、2つ目はパエリアパンを使用しました
作り方
前準備:ボウルに小麦粉に牛乳を入れてかき混ぜ、塩を入れ混ぜて程度な粘りになったら冷蔵庫で30分程寝かしておく (水より牛乳はグルテンができにくくしっとりとした生地になります)
-
第1フライパン(テフロン)フライパンにサラダ油(分量外)を薄く引き、弱火にして生地を入れおたまで丸く円を描くように生地を広げ、魚粉を振りかけ 固まってきたら皿などに取り出しておく
- 第1フライパンに豚バラを置き→イカ天→キャベツの順でのせ軽く塩胡椒、生地で蓋をする(キャベツは高く積み上げる)
中火で8分程度触らずに待つ いっちゃんは「ヘラで上部を軽く押さえるとへこむのが出来上がりの合図」でしたが、全体的にへこんできたので出来上がりと判断し一旦火を止める(下の写真)
- 第2フライパン(パエリアパン)にサラダ油(分量外)を薄くひき(大さじ1程度)、中火にして麺をのせて水大さじ1程度をふりかけ(分量外)軽くほぐす
麺に火が通ったら、火を決して第1フライパンの具材をフライ返し2つを使い第2フライパンの麺の上に移動する
- 第一フライパンの焦げなど落とし水洗いして水分を拭き取ってから、サラダ油少量をひき、中火にして卵を割り、コテ、フライ返しなどで丸く薄くのばし、第2フライパンの具材を第一フライパンにフライ返しを使い平行移動、卵の上にのせる
※下写真の手前が第一フライパン、奥側が第2フライパン - 上からコテ、フライ返しなどで軽く押さえ、卵がジュッと音がしなくなれば火を止めて、フライパンと同程度の皿を被せてひっくり返す
- 皿の上で形を整えて、お好みソース、青ネギをふる、お好みで青ネギを散らして完成
完成
しっかりとキャベツが蒸されていて、家で作るお好み焼きとしてはとても美味しいといってよいでしょう(自画自賛)
ただやっぱり本物のいっちゃんの店で食べるキャベツの甘味とは程遠い。当たり前ですが
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