記念日に今回初めてクエ鍋をお取り寄せしました。
何度か利用しているdancyu ドットコムで注文しました。
岩礁の王様クエ
国内では最も大型になるハタ類の魚、ただ10kを超えるクエは専門の漁師でも月に数本上がるかという貴重な魚、なので超高級魚とされている。九州では「あら」という。私も西日本の出身なので「あら」と言ってた気がします。
岩礁を住処として数十年生きると言われ、大きなものはなんと100Kにもなるそう。40Kを超える大物の味は河豚をも超えると言います、その身の特徴は肉をも彷彿させる肉質と透き通る脂なんだとか、注文の品は40Kもないでしょうが、その評判の味を確かめたくいつか食べたいと思ってました。
20kgUP『巨大クエ』長崎県産 鍋用カット(アラやヒレ、内臓と身)約500gクエ鍋セット6,980円
こちらが実物です。思ったより少ないなという印象です。
上には身のかたまり、下の方は大きな目玉、皮、ヒレなど内臓系が入ってます。
下ごしらへの方法と作り方の説明書。ただ鍋に入れるだけと思ったのですが、下ごしらへが必要でした。実はこれがちょっと面倒です。
ちょっと面倒な下処理
- 10センチ角の(羅臼)昆布を鍋に入れて4〜5時間つけておく。
→今回日高昆布を1日つけました。羅臼昆布売ってないので日高にしましたが、羅臼昆布とか利尻昆布と香り、旨味が違う(物足りない)ようですね。値段は高いのですがやはり別物のようです。実際には、だしの色は出ているものの香りがあまりしませんでした。サイトの記載を守った方が良さそうです。「必ず、真昆布か利尻昆布か羅臼昆布でお出汁を取って下さい」 - アラやヒレ、内臓は流水で丁寧に洗い、湯引きする。皮はさっと湯引きすると鱗が取れやすい。
→ここが面倒で厄介なところ、皮には一見分かり難のですがたくさんの鱗がついてます。これに湯をかけると、鱗が立ち上がって取れるようになります。これが結構あるので大変。あと、におい。アラを流水で洗うと当然解凍状態になります。解凍すると強い生臭さができます。サイトにも「非常に美味な内臓やヒレですが、常温に戻すと、どうしても臭みが出てしまいます。半解凍で水洗いして、下ごしらえをしてから、即、鍋に進むのが重要なポイントです」とあります。半解凍でも結構な匂いで部屋中が覆われますので、換気扇を回して作業してください。 - クエの身は食べやすい大きさにカットする。
- 身は鍋の最後に入れる。(先に煮込んでもダシが出ます)
→身は最後に入れました。 - 鍋に火をかけ、沸騰寸前で昆布を取り出します。
- クエの骨や、アラ、ヒレなどを入れてダシをとります。
- アクを取ったら野菜を入れ、クエの身も入れます。
→野菜は白菜、ネギ、豆腐とシンプルな具材としました。サイトの説明にもこのような記載が「せっかくのクエ鍋です。あまり癖のある鍋の素材は禁物です。白菜と葱、それにうまい豆腐と水菜くらいにしておくのが良いです」 - 身の色が変わり、火が通ったところで食べます。
出来上がり
肝心な写真が残念なことに上手く取れてなくて、dancyuドットコムからの写真を引用します..(涙)
実際、クエの身は少し煮込むと白くなります。食べるとこれが…魚とは想像できない、まるで赤身肉の塊を食べているような食感!で、驚きを隠しきれず、奥さんと顔を見合わせたくらいです(笑)
雑炊
締めはクエの出汁を吸ったスープを使った雑炊です。勿論美味しいのですが、内臓系のにおいが少し残っていて今ひとつでした。内臓の下処理はきちんとした方がよいでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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