JAXA筑波宇宙センター見学ツアーとスペースドームを巡る一日
宇宙飛行士の訓練現場から展示ホールまで、充実の見学コース
先日つくばのJAXAを訪れ、JAXA主催の見学ツアーに参加しました。 ツアーは撮影禁止のエリアが多いものの、普段は絶対に見られない“宇宙飛行士の訓練現場”や“きぼう運用管制室”を間近で体験できる貴重な内容。 ただ撮影禁止エリアが多いため画像を公開できないのが残念ですが、記憶に残るツアーでした。
その後に訪れた公開展示エリア、スペースドームでは撮影が自由で、人工衛星や宇宙服、月面探査車などをじっくり見学。 最後は茨城県民のソウルフードとも称される称される「ばんどう太郎」で名物の味噌煮込みうどんを食べて、旅の締めにぴったりの一日になりました。
ロケット広場で迎えてくれるH3ロケット
屋外に展示されているのはH3ロケットの実物大モデルは、白とオレンジのカラーリングが青空に映え、近くで見ると圧倒的な存在感。
先日(2026/10/20)JAXAは鹿児島県の種子島宇宙センターからH3ロケット10号機を打ち上げ、搭載していた火星衛星探査機「MMX」を予定の軌道へ投入することに成功しました。

JAXA主催の見学ツアー 撮影禁止だからこそ記憶に残る、宇宙飛行士訓練施設
ガイド付きツアー受付
受付はツアー開始の30分前までなので、11時開始の場合10時30分まで到着して受付する必要があります。こちらで事前に記載した参加者名簿と、身分証明書(各自)を提出し、500円/名を支払い(現金のみ)、腕に着ける紙(輪にして腕に巻く)を受け取ります
身分証明書は写真付きが求められます。詳細は上記ツアーHPで確認ください
実はカーナビに住所入力で行ったところ、JAXAの手前にある、産業技術総合研究所 地質調査総合センターに到着、余裕をもって出発したのに慌てて行先変更をし受付終了の10分前に到着しました(汗)
1.筑波宇宙センター紹介映像上映(10分)
受付を終えると視聴覚室で紹介映像を視聴します。視聴が終わると外に出てマイクロバスに乗車します
2.宇宙飛行士養成エリアの見学(約20分)
玄関の宇宙服展示と訓練概要パネル
宇宙飛行士養成施設の前で降車、玄関を入るとそこには訓練の全体像を示すパネルと実物大の宇宙服(訓練用モデル)が展示されています。
白い生地の質感や胸元のパネルが間近で見られ、訓練現場ならではの空気が伝わります

閉鎖環境適応訓練設備
宇宙飛行士が長期間の閉鎖環境に耐えられるかを確認する設備。
静けさと緊張感が漂い、撮影可能な数少ないポイントとして貴重な一枚を残せました。

低圧環境適応訓練設備
宇宙空間に近い低圧環境への適応を確認する設備。
気圧を段階的に変化させ、身体の反応を細かくチェックする専門的な訓練が行われています。
その後、宇宙空間での実験について説明してくれます。
高品質な結晶の生成:地上では重力による沈殿や対流が起きるため、結晶の成長が妨げられます。宇宙の微小重力ではこれが防がれ、欠陥の少ない均一で大きな結晶が作れるそうです
3.「きぼう」運用管制室の見学(約20分)
「きぼう」運用管制室の静かな緊張感
ISS日本実験棟「きぼう」を運用する管制室は、ガラス越しに見学。
静かな緊張感が漂い、宇宙と地上がリアルタイムでつながる現場を体感できました。
ミッションは協定世界時(UTC)を基準にして行われるので日本時間より9時間をマイナスした時間
つまりこの時am11時30とすると夜中なのpm2時30で、「きぼう」も就寝中の時間とのこと。
こちらの画像は管制室のある棟の玄関に展示されている「きぼう」と新型宇宙ステーション補給機「HTV-X」の模型


撮影自由のスペースドームで宇宙開発の成果を見学
展示ホール全体の雰囲気
人工衛星、探査機、ロケット模型、宇宙服などが並ぶスペースドームは、まさに“宇宙開発のショーケース”。歴代の衛星、ロケット、宇宙服、月面探査機、国際宇宙ステーションISS日本の実験棟「きぼう」など多くの展示物を見ることができます
照明が明るく、写真が非常に撮りやすい展示エリアです。

トヨタの月面探査車「Lunar Cruiser」
未来の月面探査車として開発されているLunar Cruiserの実物大モデルは圧巻。
その大きさにまず驚きます。角ばったフォルムや特殊なタイヤ形状が近未来感を強く感じさせます。
月面で生活・移動できる“月面RV”としての機能を持つ車両で、日本の技術が月面を走る未来を想像させる展示でした。

宇宙服展示とISS滞在宇宙飛行士
訓練施設の宇宙服とは違い、展示として美しく整えられたモデル。顔出しができます
白い生地の質感やバイザーの形状が綺麗に写り、写真映えする一枚です。

下の写真はISS日本の実験棟きぼうの前に配置滞在経験のある3人の宇宙飛行士、
左から油井さん、星出さん、大西さん(星出さん、大西さんはISS船長就任者)

「きぼう」日本実験棟の外観モデル
ISS日本実験棟「きぼう」のモデルは、実際の構造を忠実に再現した展示。内部にもは入ることができます。ツアーで見た管制室とつながり、宇宙での日本の役割を実感できます。

宇宙飛行士のサインが並ぶ「きぼう」船内
船内の壁面には、実際に宇宙で活動した飛行士たちのサインが並びます。
“生の痕跡”を感じられる展示で、人気の撮影スポットです。



H-IIA/H-IIB/H3の歴代ロケット模型
H-IIA、H-IIB、H3まで、日本のロケット開発の進化を一望できる展示。
冒頭で見たH3ロケットの実物大モデルとつながり、宇宙開発の歴史が立体的に理解できます。

見学後のランチは「ばんどう太郎 つくば学園店」へ
ローカル店らしい安心感のある外観
スペースドームを見学したあとに立ち寄ったのが、ばんどう太郎 つくば学園店。
ローカルチェーンらしい安心感のある外観で、JAXAからのアクセスも良く、旅の休憩所としてぴったりの店です。

名物・味噌煮込みうどん
名物の味噌煮込みうどんは、土鍋で提供されるため最後まで熱々をいただけます。
味噌の濃い色から濃い味を想像していましたが、意外とあっさりでお味噌のコクと野菜からのうま味がが太めのうどんに絡んでとても美味しかったです。
見学の緊張感をゆっくりと落ち着かせてくれる一杯でした。

さいごに
訓練施設で“宇宙飛行士のリアル”を体験し、 スペースドームで“宇宙開発の成果”をじっくり見学し、 最後に坂東太郎で温かい味噌煮込みうどんを食べる。
この流れは、つくばでしか味わえない特別な一日でした。 JAXAつくばは、宇宙に興味がある人はもちろん、旅としても満足度が高いスポット。充実した見学でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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